hidakamasaji’s blog

安保法が決まり、何かキナ臭い雰囲気になってきました。将来、子孫が戦場に行き、無残な目に会うかも知れません。子を持つ親として、この法律は決して望ましいものではありません。このブログを通して、早期の法律の廃止を目指していきたいと思っています。

安保法案の猿芝居

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 安保法案特別委員会という大芝居もいよいよ最後に

なってきた。

そこで露呈したのが、次のブログである。これは、

最終段階での国会の有様である。アベリカ軍となる

安保法案、国民の生命と財産を護るだと、とんでも

ない。すべてを失う前哨戦となるだろう。

 その最後で安倍首相のとんでもない発言が飛び出

した。きのう9月14日の参院特別委員会で次のよ

うな発言が飛び出したらしい。「残念ながらまだ支

持が広がっていないのは事実だ」と述べた後で、「

一日も早く成立させたい」と述べたと言う。これは

国民の支持がなくても採決すると言っているのと同

じだ。あの高村正彦自民党副総裁の言ったとおりの

ことを国会で堂々としゃべった。高村副総裁の暴言

はうっかり見逃過ごしてしまったが、今度の国会答

弁は見逃すわけにはいかないだろう。おまけに、こ

れが民主主義のルールだ、と言ったらしい。「熟議

の後に決めるべき時には決めなくてはならない。そ

れが民主主義のルールだ」と。これは冗談ではない

のか。

 ならば今度の安保法案をそこまでして今国会で通す

緊急必要性は何か。これに対しても安倍首相は次の

ように冗談を言ったらしい。ホルムズ海峡の機雷掃

海は想定していないと。例外中の例外だが念のため

に法案をつくるのだと。これには驚いた。安保法案

が5月に国会で審議入りした時は、ホルムズ海峡

海ばかり言っていたのではなかったか。最後に飛び

出した安倍首相のこの発言は、集団的自衛権行使容

認の為の安保法案は必要ないと認めたに等しい。つ

まり立法根拠はないのだ。もう滅茶苦茶だ。何のた

め国会を大幅延長して4カ月も審議して来たのか。

芝居は最後に見せ場がやって来ると言う。その通り

だ。野党は席を立とうともせず一生懸命最後まで質

問を続けている。与野党共演の猿芝居の最大の見せ

場である。

 国民を馬鹿にしたアベ政権の終焉をここに付託し

たのも同然である。