◆オバマ大統領に嫌われる安倍晋三
【安倍の無神経にいらつくー④】 一般的に、日本人は他人に
何か尽くしたら、相手から、それなりの前向きの反応がありま
す。簡単に言えば、義理と人情のマインドです。日本人全員に
このような価値観が備わっていて、誰かに何かすれば、相手
も、自分の期待に応えてくれるはずと考えます。ところが、米
国人には義理と人情はほとんど通じません、日本人をよくわ
かっている米国人以外はです。一般的に、米国人の反応は、
自分が他人から、何か期待することをしてもらっても、それは、
相手にとってメリットがあるから自分に尽くしてくれるというもの
です。米国人はお互いに、そう考えますから、そこに義理と人
情は生じないのです。自分の国にとって不利なことを平気で実
行する人間はひどく軽蔑されるのです。訪米した安倍氏へのオ
バマの態度から、オバマは安倍氏をひどく軽蔑していることが
わかります。安倍氏は、日本国首相でありながら、アメリカ様に
好都合で、日本国民には明らかに不利な戦争法案を国民の反
対を押し切って強引に通したことから、米国人は一般的に、安
倍氏は愛国心のない首相とみなします。まさに唾棄すべき犯罪
者的な人間とみなされます。
安倍政権を問うーアメリカの植民地(属国)政策だ
◇集団安保、TPP、秘密法→ 全て(×)、米国の属国へ
◇格差→ 犯罪、自殺、独身化、生活保護、孤独死→社会崩壊
◇アメリカ型・格差社会→ 北欧型・共生、専守防衛へ(次善策)
*そのために、
◇ 安保法制の廃止(渡辺輝人氏、弁護士、要旨、2015秋)
・ アベ政権の閣議決定を元に戻す→安保法制は止まる
しかし、国会で法を廃止する必要。すぐは無理。
・ ただ、選挙で、安保法制を憲法違反とする政府
(2014/6までの政府)ができ、新しい政府が、
アベ政権の集団的自衛権行使の閣議決定(2014/7)を
憲法違反!とし、前の政府解釈に戻すよう閣議決定。
・ 安保法制は政府、行政権自身の解釈として違憲立法
「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に
反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の
行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」
とする 憲法98条1項 により、
政府は、法の執行を停止せざるを得ない。
・ 一政権の判断で憲法解釈を覆した結果の安保法制の
法的な不安定性は、最後はこのような形で現れます。
*補注、
◇ アベ独裁の終焉を、共通政策の一つに→ 野党連合選挙を
◇ 共通政策(案)
1、安保法制・・廃止(違憲立法、立憲主義の破壊)
2、秘密保護法・・国連自由権規約 に沿い、廃棄か、改定
3、TPP・・国会で否決すべき! (アメリカ識者も、反対)
例、アメリカ・医療産業・利益 > 日本・皆保険→ 価格↑崩壊
例、 盲腸700万、タミフル1本7万円、富者向け医療・・
TPP国際条約 > 参加国の法律 (除く、アメリカだけ)
TPPの米国スタッフ = 献金・世界企業の出身者 が多い
4、脱・原発・・ 危険、 高コスト、 廃棄物・難
5、派遣法の漸次・改廃・・皆仲間、同じ労働形態で、階層化×
6、アベノミクス= 誤り → 収束を
・トリクルダウン(富者から貧者へ金)は、誤り
OECD結論、2014/12/10発表、日本で報道なし
例、金融緩和・米国:景気回復+富の集中+格差拡大~2015
○ アベ金融、誤:富集中+格差↑、非正規除主婦2倍~2015
30代以上中心、非正規・除主婦38%、2倍、2000~2015
○ 格差→ 犯罪、自殺、独身化、生活保護、孤独死→社会崩壊
○ 「アベノミクスへの対策案」(小幡 績、慶大、ほか)
・ 緩和バブル: 急な出口なし → 円安と、国債暴落へ対処
・ 国債発行↓、軍事・公共事業↓、予算年5兆↓、景気策=既得権
・ 最低賃金・大幅アップ + 低生産性企業の淘汰
オランダ: 通年就業+雇保3年、研修→ 昇給+仕事シェア
・ 皆仲間、同じ労働形態+ 同一職務・賃金+ 年金医療一本化
・ 人材派遣(×)→ 人材紹介(〇)+ 通年採用+ 雇用流動化
・ ニーズの高い供給力 (開発、労働、実経済) を目標
・ 国内経済 8割 : 輸出2割 → 内需経済、 労働所得↑
◆オバマ大統領に嫌われる安倍晋三
【安倍の無神経にいらつくー③】 さらに、自由民主主義とは
程遠い人間の集団が、安倍氏率いる自由民主党です。自由
民主党という名の政党に属していながら、平気で民主主義を
無視する人物を総裁に選ぶ自民政治家は自由民主主義を標
榜する資格のない人ばかりです。このような、民主主義を偽
装した封建社会・日本の正体は、オバマを筆頭に、米国の知
識層はすっかりお見通しなのです、今回の安倍氏の訪米にて
、その事実がはしなくも露呈したのです。義理と人情は米国
人には通じないのです。今回、訪米した安倍氏も、アメリカ様
命の外務官僚も、あれだけ国民の反対が強かった戦争法案
をひたすらアメリカ様のために強引に成立させたのだから、ア
メリカ様は安倍氏の訪米を大歓迎してくれると信じて疑わなか
ったはずです。ところが、アメリカ様の反応は、まったく予想外
に冷淡だったのです、安倍氏も外務官僚も茫然自失だったの
ではないでしょうか。
政界スキャンダル
◆菅義偉内閣官房長官にー日歯連からの「3000万円迂回献金」
【菅義偉の迂回献金ー③】挨拶に立った日歯連出
身の自民党参院議員・島村大氏も「(日歯連で)
内閣官房と緊密な連携をとれる人は高木氏以外に
いない」と、菅官房長官との近さをアピールした
ほどでした。その菅官房長官に、不審な金の流れ
があったのは先の参院選直前の2013年6月のこと
です。くだんの高木会長の支援集会であいさつに
立った島村議員から当時、菅官房長官が会長を務
めていた自民党神奈川県連に3000万円もの金が寄
付されていたのです。実はこの年、島村氏には日
歯連から1500万円、その他歯科医師団体などから
1540万円、合計3040万円の歯科医師団体からの寄
付があった。それがそっくりそのまま菅官房長官
に流れた可能性が高いのです。
◆オバマ大統領に嫌われる安倍晋三
【安倍の無神経にいらつくー②】 まともな米国人はまず、
民主主義の何たるかを身をもって知っています。一方、日
本の政治家や官僚は、民主主義を本気で修得する気は
なく、自分を支配層と位置づけ、オモテムキの日本の民主
主義体制(偽装民主主義)を換骨奪胎します、とりわけ、安
倍氏はひどい!同氏ほど民主主義から程遠い人はいない
くらい、安倍氏は民主主義がまったくわかっていないし、ま
た、わかる気もない人物です、だから、戦争法案を強行採
決できるのです。そして、このように政治家として不適格な
人間を当選させる国民も、民主主義の何たるかがわかって
おらず、江戸時代の封建制を引き摺っています。もうほんと
うにどうしようもありません。